当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています

法人カードの2枚持ちで組む組み合わせパターン|ブランド・年会費・締め日で設計する

法人カードの選び方・比較

2枚目の法人カードを持つかどうかは、すでに答えが出ている。あとは「どのカードと、どのカードを組み合わせるか」を決めるだけ。この記事は、そこまで来ている方に向けた内容です。

2枚目を持つかどうか自体を迷っている段階なら、先に「法人カード2枚持ちのメリットは?最適な組み合わせと使い分け」でメリットとデメリットを確認してください。ここでは一歩進んで、組み合わせを4つの軸で設計する方法を具体的に解説します。

ナビ助
ナビ助
2枚目を「なんとなく年会費無料だから」で決める人、多いんだよね。でも組み合わせって設計できるものなんだ。軸を持って選ぶと全然変わるよ。

組み合わせを決める4つの軸

2枚のカードをどう組むかは、次の4つの軸で考えると整理できます。どれを優先するかによって、選ぶべき2枚目が変わります。

軸 設計の狙い 向いている会社
国際ブランド 決済できない場面をなくす 海外取引や出張がある
年会費 コストとリターンの均衡をとる 年間利用額が読める
締め日・支払日 支払いまでの日数を延ばす 資金繰りに波がある
利用可能枠 決済が止まるリスクを消す 月末に決済が集中する

4つ全部を同時に満たす組み合わせは、そう都合よくは見つかりません。自社にとってどれがいちばん困っているかを1つ決めて、それを軸に2枚目を選ぶのが現実的な進め方です。

2枚を持ち歩くなら、カードを分けて収納できるカードケースがあると、使い分けの場面で取り出しやすくなります。

関連商品をCheck!!👉 「スキミング防止カードケース」を見る
Amazon 楽天

軸1:国際ブランドで補い合う

基本は「違うブランドを持つ」

1枚目がVisaなら2枚目はJCBかMastercard、というように分けるのが基本形です。加盟店の対応状況はブランドによって差があり、とくに海外では使える場所の広さが変わります。

ブランドが同じでも意味がある場合

ただし、常に違うブランドが正解とは限りません。国内の決済が中心で、優待やポイントの条件を重視するなら、同じブランドで揃えたほうが使い勝手がよいこともあります。ブランドを分ける目的は「決済できない場面を減らすこと」なので、その場面が実際に起きていないなら、優先度は下がります。

海外決済がある場合は手数料率も見る

海外での決済がある会社なら、ブランドだけでなくカード会社の海外事務処理手数料も比較対象に入れてください。上乗せ率はカード会社ごとに違い、改定もされます。詳しくは「法人カードの海外利用手数料を比較|為替の換算ルールと確認すべき料率」で整理しています。

軸2:年会費の組み合わせ型で考える

年会費は、2枚をどう組むかで3つの型に分かれます。

型A:無料+無料

年会費のコストがかからないため、損益分岐を気にせず持てる形です。ブランド補完とバックアップの目的なら、この型で十分に機能します。ただし付帯サービスは薄くなりがちで、限度額も控えめに設定されることが多くなります。

型B:無料+ゴールド以上

メインを付帯サービスの厚いカードにして、サブを年会費無料のカードで補う形です。年会費を払うのは1枚だけなので、コストの計算がしやすいのが利点です。多くの会社にとって、ここが落としどころになります。

たとえばJCBのBiz ONEは、公式サイトで一般カードの年会費が永年無料、ゴールドの年会費が5,500円(税込)で初年度無料、年間利用額100万円以上で翌年度も無料になると案内されています。ただし年会費、リボ・分割・スキップ払いの手数料、キャッシング利用分、電子マネーチャージ利用分などは年間利用額の集計対象にならないという注記があります(JCB Biz ONE 公式サイト)。

型C:ゴールド+プラチナなど上位カード2枚

付帯サービスを幅広く使いたい場合の形ですが、年会費の合計が大きくなります。2枚分の年会費を、特典の利用実績で回収できるかを計算してから決めるべき型です。年間の出張回数、接待の頻度、空港ラウンジの利用回数といった実績を並べて判断してください。

ポイント

年会費の判断は、感覚ではなく引き算で行います。「2枚目の年会費」から「その2枚目でしか得られない年間のメリット額」を引いて、マイナスなら持つ価値があります。特典の金額換算が難しいものは、無理に数値化せず「年に何回使ったか」で代用しても構いません。

ナビ助
ナビ助
「年間◯万円使えば年会費無料」って条件、集計の対象外になる利用分があるんだ。年会費そのものが対象外だったりね。条件を読まずに計算すると足りなくなるよ。

軸3:締め日と支払日をずらす

ここが、2枚持ちの設計でいちばん語られていないポイントです。

支払いまでの日数はカードによって違う

クレジットカードには締め日と支払日があり、その組み合わせはカード会社ごとに異なります。同じ日に決済しても、どのカードを使ったかで実際にお金が出ていくまでの日数が変わるということです。

締め日の直後に決済すれば、支払いまでの期間はもっとも長くなります。逆に締め日の直前に決済すると、すぐに引き落としが来ます。1枚しか持っていないと、このタイミングを選べません。

2枚あればタイミングを選べる

締め日の異なる2枚を持っていれば、大きな支出があるときに「今どちらのカードで払えば、支払いまでの日数が長いか」を選べるようになります。仕入れや広告費のように金額が大きく、支払いのタイミングを選べる支出では、この効果が効いてきます。

実際の締め日と支払日は各カード会社の公式サイトや会員規約に記載されています。三井住友カードであれば法人カードの公式ページ、JCBであれば法人カードのページから、それぞれのカードの条件を確認できます。自社が持っているカードと、検討中のカードの締め日・支払日を必ず公式サイトで確認したうえで、組み合わせを決めてください。

注意

支払いを後ろにずらすのは、あくまで資金の出入りのタイミングを調整する手段です。支払い能力を超えた決済を続ければ、後でまとめて負担が来ます。この設計は「資金繰りに余裕を作る」ためのもので、「支払いを先送りにする」ためのものではありません。

締め日と支払日を組み合わせた資金の出入りの考え方は、資金繰りを扱った本で体系的に確認することもできます。

関連商品をCheck!!👉 「資金繰りの本」を見る
Amazon 楽天

軸4:利用可能枠を分散させる

枠が足りないと決済が止まる

月末に固定費の決済が集中する会社では、1枚のカードに全部を乗せると枠を使い切ることがあります。決済が通らなければ、サービスの停止や取引先への連絡といった余計な作業が発生します。

同じ発行会社か、別の発行会社か

ここは押さえておきたい違いです。同じカード会社で追加のカードを発行する場合、利用枠を共有する運用になることがあります。枠を増やす目的なら、別のカード会社で2枚目を作るほうが目的に合います。

一方、同じカード会社で揃えると、明細やポイントの管理が一本化されるという利点があります。何を優先するかで選択が変わるところです。枠そのものを増やしたい場合は「法人カードの限度額を上げる方法!増額審査を通すコツを解説」も参考にしてください。

組み合わせの型:4つのパターン

ここまでの軸を踏まえて、実際の組み合わせを型としてまとめます。

パターン1:メイン集約型(無料+ゴールド)

ポイントを1枚に集約しつつ、サブは年会費無料でブランドを補完する形。ほとんどの中小企業や個人事業主にとって、最初に検討すべき型です。コストが読みやすく、失敗しにくい構成です。

パターン2:ブランド補完型(Visa系+JCB系)

決済できない場面をなくすことを最優先にする形。海外取引がある、あるいは特定のブランドしか使えない取引先があるという場合に選びます。

パターン3:資金繰り型(締め日の異なる2枚)

支払いまでの日数を選べるようにする形。金額の大きい支出のタイミングを自分でコントロールしたい会社に向きます。年会費よりも締め日・支払日の組み合わせを優先して選びます。

パターン4:リスク分散型(別会社の2枚)

カードの停止やシステム障害で決済が止まるリスクに備える形。事業の支払いが止まると影響が大きい業種で選ばれます。発行会社を分けることで、片方に問題が起きても事業を止めずに済みます。

カードが2枚になると財布がかさばりやすいため、カードの収納枚数が多い薄い財布に替える方もいます。

関連商品をCheck!!👉 「薄い財布」を見る
Amazon 楽天
ナビ助
ナビ助
4つの型のうち、どれか1つを選ぶって考えたほうがいいよ。全部を狙うと結局どっちつかずになるからね。いま困ってることに一番効く型を選ぼう。

申し込むときのタイミング設計

同時に複数申し込まない

短期間に複数のカードを申し込むと、審査で不利に働く可能性があります。2枚目を作るなら、1枚目の利用実績を積んでから申し込むほうが自然な流れです。1枚目の支払いに遅延がないことも前提になります。

年会費の請求月をずらす

細かい話ですが、2枚の年会費が同じ月に重なると、その月のキャッシュアウトが増えます。申込時期をずらすことで、年会費の請求月も分散できます。

そもそも2枚目が不要なケース

最後に、逆の視点も置いておきます。次のような場合は、2枚目を作らずに済むことがあります。

ポイント

3枚以上に増やす場合は、管理の設計が別の話になります。運用ルールの作り方は「法人カードを複数枚使い分ける方法|3枚以上を運用するときの管理設計」で解説しています。

よくある質問

Q. 2枚目は同じカード会社と別の会社、どちらがよいですか。

利用可能枠を増やしたいなら別の会社、明細やポイントの管理を一本化したいなら同じ会社という考え方になります。同じ会社で追加発行する場合、利用枠を共有する運用になることがあるため、目的に合うかを事前に確認してください。

Q. 締め日と支払日はどこで確認できますか。

各カード会社の公式サイトや会員規約、会員向けWebサービスに記載されています。カードの種類によって異なる場合もあるため、自分が持っている(または検討している)カードの案内を確認してください。

Q. 2枚持ちでポイントが分散するのが気になります。

メインカードに利用を集中させ、2枚目はブランドが使えない場面やバックアップに限定するという運用にすれば、分散はかなり抑えられます。ポイントの考え方は「法人カードのポイント活用術!貯め方から使い道まで徹底解説」も参考になります。

Q. 2枚目の審査は1枚目より通りやすいですか。

審査基準はカード会社が公開していないため、一般化はできません。ただし1枚目の支払い遅延があると不利に働きます。基本的な考え方は各社の申込条件を確認したうえで判断してください。

Q. 法人カード一覧はどこで見られますか。

各カード会社の公式サイトにラインアップのページがあります。たとえば三井住友カードは法人カード一覧のページで、中小企業向け・個人事業主向け・大企業向けといった区分ごとにカードを掲載しています。年会費や特典の詳細は各カードのページで確認してください。

Q. 2枚目を作った後で不要になったらどうしますか。

解約は可能ですが、そのカードで支払っている定期課金サービスの登録変更が先に必要です。解約の流れは「法人カードの解約方法!手続きの流れと解約前に確認すべきこと」で解説しています。

ナビ助
ナビ助
組み合わせは一度決めたら固定、じゃなくていいんだ。事業が変わればベストな組み方も変わる。年に一度は見直してみてね。

まとめ

法人カードの2枚持ちは、国際ブランド・年会費・締め日と支払日・利用可能枠という4つの軸で設計できます。全部を同時に満たそうとせず、自社がいちばん困っている点を1つ選んで、それを軸に2枚目を決めるのが実務的です。

年会費は「無料+無料」「無料+ゴールド以上」「上位カード2枚」の3つの型に整理でき、多くの会社では2つ目の型が落としどころになります。締め日と支払日の違いを使って支払いまでの日数を選べるようにする設計は、資金繰りに波がある会社には効果的です。利用枠を増やしたいなら、同じ会社での追加発行ではなく別の会社で作るほうが目的に合います。

用途を分けたいだけなら追加カードやバーチャルカードで足りることもあります。2枚目を作る前に、目的に対して手段が合っているかを一度確認してみてください。なお、年会費や特典の条件は改定されることがあるため、申し込みの前には必ず各カード会社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。この記事の内容は記事執筆時点の情報にもとづいています。

📦 この記事で紹介した商品

👉 「スキミング防止カードケース」を見る
Amazon 楽天

👉 「資金繰りの本」を見る
Amazon 楽天

👉 「薄い財布」を見る
Amazon 楽天

タイトルとURLをコピーしました